使い方

法人税確定申告書作成の流れ

楽々法人税は「優れた操作性」を実現するために次のことに特化しました。

  • 資本金1億円以下の一般中小企業向けに限定しました。
  • 弥生会計をご使用の法人様に限定しました。
  • 法人税等を未払い計上する納税充当金方式のみを対象としました。

特に税務の知識など必要としない入力画面と印刷までの操作性です。以下法人税確定申告書作成までの基本画面の流れを画面の移動に沿って説明します。

上記は、一般的な法人の法人税確定申告書作成の流れを説明しました。
そして特殊な状況に対してもその状況を自動判別してオプション画面で対応してくれます。例えば「寄附金」などの出費がある場合は、②の画面に続いて「寄附金限度額の算定」画面が表示され、ヘルプに沿って設定します。これで申告書の一括印刷時に別表十四(二)寄附金の損金算入に関する明細書も合せて印刷されます。ところが寄付金支出のない法人には、寄附金画面の表示はなく、複雑な説明や画面設定等は必要ありません。

1 貸倒引当金超過額 ・貸倒引当限度額の算定画面
期末に貸倒引当金残高がある場合に表示。
2 寄附金の
損金不算入額
・寄附金限度額の算定画面
期中に寄附金の支出がある場合に表示。
3 株式配当金の
益金不算入学
・受取配当金の益金不算入額算定画面
期中に受取配当金の収入がある場合に表示。
4 欠損金繰戻の
還付請求
・欠損金繰戻の還付請求画面
前期法人税納付が有って当期が欠損の法人

以上の通り、決算内容に特殊な事情がない場合は、基本的に3枚の画面で法人税確定申告書を作成し、複雑な税制に関する説明もノータッチのま確定申告書を作成することが出来ます。また、これら特殊事情に該当しても、該当項目の専用画面が表示され、ヘルプに沿って設定することによって対応します。このように楽々法人税は、税額算出の複雑な各種別表など、その仕組みなどもほとんど解明することなく作成できます。