使い方
決算情報のエキスポート
エキスポート(export)とは、使用しているアプリケーションソフトの解釈データを他のアプリケーションソフトへ移植するために両方のソフトが共通に解釈(使用)できるファイル形式に変換して保存する機能を言います。ここでは弥生会計ソフトから貸借対照表などのデータを楽々法人税でも解釈できるテキストファイル形式に変換してから保存する機能をさしています。
上記した通り楽々法人税から弥生会計の中に保存されているデータを直接読込むことではなく、弥生会計からテキストファイル形式で4個のデータを決められた場所にエキスポート(書出し)してから、これらのデータを楽々法人税側から読み込みかす。そして各種の法人税申告書作成の処理を行うことになります。
貸借対照表 | BS.txt |
損益計算表 | PL.txt |
補助残高一覧表 | Zan.txt |
固定資産一覧表 | Sisan.txt |
具体的なエキスポート(書出し)は決算情報画面左下の[エキスポートヘルプ]ボタンで操作手順を見ながら弥生会計を操作します。一方のインポート(読込)は[弥生会計のデータ読込]ボタンを押すだけで4個のファイルを一括して読込みます。
用語(エキスポートについて )
エキスポート(書出し)とは、弥生会計で分析や集計によって作成された貸借対照表などの各種帳票類をカンマ(CSV)形式などのファイルとして弥生会計の外にエキスポート(書出し)して、 Microsoft Excel やWord 等の (弥生会計以外の) ソフトで再利用しようとするものです。
弥生会計には、ここで利用します4つの帳票類以外に、約20もの帳簿(集計表)をエキスポートする機能を持っています。楽々法人税はこれらのエキスポート機能を活用して、上記4つのファイルをエキスポートして、これを楽々法人税に読込んで法人税確定申告書を作成します。
弥生株式会社と楽々法人税の有限会社ミコシとは無関係です。またあらかじめ承認を受けたものではないことを お断りしておきます。またこのに記載の社名及び商品名は各社の商標登録です。
弥生会計からのエクスポート操作イメージ
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まずエキスポートしたい(貸借対照表等の)一覧表を画面に表示させます。 |
2 |
表示した一覧表の仕様を設定します。 |
3 |
次にエキスポートしたい「一覧表」を表示させた状態で、メニューバーの「ファイル(F)」から「エキスポート」画面を表示してください。 |
出力先の「貼り付け(P)」操作について
エキスポートの操作は決算情報画面左下の[エキスポートヘルプ]ボタンを押して表示される操作手順に沿って実行しますと簡単に終了します。ただし1つだけつまずきやすいのが の「出力先」設定です。
この出力先は、弥生会計からか書き出されるデータの保存場所を表現する文字列(フルパス)をいいます。そしてその文字列は下記のようにご使用のOSによって記載方法が違っています。
Windows OS | 出力先の保存場所を表現する文字列(フルパス) |
Windows 10 Windows 8.1 Windows 8 |
C:\Users\mikoshi\Documents\Yayoii\BS.txt |
Windows 7 | C:\Users\mikoshi\Documents\Yayoi\BS.txt |
Windows Vista | C:\Users\mikoshi\Documents\Yayoi\BS.txt |
Windows XP | C:\Document and Settings\Administrator\My Documents\Yayoi\BS.txt |
Windows 2000 | C:\Document and Settings\Administrator\My Documents\Yayoi\BS.txt |
※文字列中の「mikoshi」はパソコンのログイン名(アカウント名)で、赤字はファイル名です。
さらに厄介なのに、文字列中の「mikoshi」部分は設定されていますパソコンのログイン名(アカウント名)となっていて、ご使用パソコンの登録によって違っています。その上赤字部分のファイル名もエキスポートしようとするファイル名によって異なります。
以上のようにWindows OS や ログイン名(アカウント名)、そしてファイル名のそれぞれの違いによって異なる出力先の文字列を間違いなく設定することは大変面倒なことです。そこで下図の「エキスポート手順」画面では、中ほどにあります4個のエキスポートボタンを押すことによって、上記しました出力先文字列をあらかじめコピーしたと同じ処理をプログラムが行っており、このことによって出力先の設定部分を右クリックして「貼り付け(P)」を選ぶことで該当の文字列を貼り付いてくれるのです。